2011年05月11日

【ワン鍋賞】ファンタ【ニャン鍋賞】ウエイター他

新発売のファンタのげっぷしつつみな人工呼吸にあこがれている 飯田有子
「ファンタ」を含む歌句は、2011.5.11現在、短歌40937、俳句17701、川柳8459、その他276、合計67373歌句のうちこれひとつ。なおこの歌はすでに「げっぷ」でも【ワン鍋賞】を受賞済み。

このほか、以下の語でニャン鍋賞が出ました。

ウエイター
挨拶に合掌する手が胸より高いウェイター・コム君のしづかな矜持 井辻朱美
お手紙をさしあげますとウェイターがふかぶかと礼 秋のはじまり 東直子

(なおウエイトレスは3首のみ。「いくたびか生まれ変わってあの夏のウエイトレスとして巡り遭う」他2首で、いずれも穂村弘)

山高帽
あの光るのは千曲川ですと指さした山高帽の野菜くさい手 北原白秋
山高帽を頭に画きたり たのし 堀豊次(川柳)

ザボン
錯乱の節(たかし)の旅のひとところ庭にあかるむ朱欒(ザボン)ありけり 加藤治郎
われが来し南の国のザボンかな 高浜虚子
posted by tyouseki at 17:46| 短歌俳句川柳データベース闇鍋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ニャン鍋賞】ドレッシング

ドル相場なんて関心ないんでしょ とりとめもなくふるドレッシング 加藤治郎
ボーンチャイナの白に描いてゆく自由地図サウザンアイランドドレッシングで 三好のぶ子

2011.5.11現在、短歌40937、俳句17701、川柳8459、その他276、合計67373歌句のうち「ドレッシング」という語を使った歌句はこれ二つだけでした。


posted by tyouseki at 17:08| 短歌俳句川柳データベース闇鍋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「闇鍋賞」こちらに引っ越し

〈闇鍋賞は、今までホームページ本体のほうに掲載していましたが、ツイッタ―等への連動の利便性から、こちらのブログに掲載することにしました。〉

■「闇鍋賞」とは

「闇鍋」は、現代の短歌俳句川柳を集めたデータベースです。
 (多少古典も混じっています。)

短歌データベースとして出発しましたが、現在は俳句川柳データも含めています。
多くの方にご協力いただき、2011年5月11日現在のデータ数は下記の通りです。

 短歌40937
 俳句17701
 川柳8459
 その他276
 合計67373歌句

 このデータベースは、語句の使われかたの傾向を見るなど、評論を書くときの参考として、ものすごい威力を発揮。(古今の歌人俳人柳人と仮想題詠もできてとても楽しい。)

 その「闇鍋」を使っていてしばしば感じるのは、短歌俳句川柳は語彙が偏っていることです。けっこう語彙が貧困という印象を受けます。
(現代詩もそうかもしれないけれどデータを入れていないのでわかりません。)

 「語彙の偏りが悪い」という話ではありません。

 詩歌に言葉を取り入れるのは案外難しいことで、その言葉が詩歌に使われるところまでなんらかの成熟が必要であるようなのです。
 もっとも、詩歌に詠み込むことによってもその単語は成熟しますから、その難しさを克服して詠み込むことにも意義があります。

 日常当たり前のように使う言葉、よく目にするものの名前なのに、短歌俳句川柳にはちっとも使われていない語がいっぱいあるので、使われていない語を詠み込んだ、という功績をちょこっと称えることにしました。

【ワン鍋賞】データベース「闇鍋」で何かの単語で検索をして、その時点で歌句がたった一つだけしか出てこなかった場合に出す賞。
【ニャン鍋賞】二つだけ出てきたときに出す賞。

賞といってもナンニモ賞品はなくて、ツイッタ―等に書くだけです。

※なお、この賞をはじめてみたら、私が所属している歌誌「かばん」会員(元も含め)の作品が多いことに気づきました。
「闇鍋」収録作品には、友人の作品が多く含まれるという多少の偏りはあります。しかし、こんなに差が出るほど圧倒的に、「かばん」所属者の作品が多いわけではありません。
このことは、「かばん」所属者には新しい語を詠み込む傾向があることを示しています。

※「闇鍋」データ全体は非公開ですが、こういうものはわりにカンタンに作れます。
 短歌等をやっている人はたいてい、自分の歌句はもちろん有名歌人俳人柳人の歌句データを、ノートに書きためたり、ワープロ、パソコンに入力したりしているでしょう。
 パソコンを使っている人で、ワードなどに書きこんでいるとしたら、そのデータをエクセルに投げ込むだけで、データベースになり、検索抽出などがものすごく便利になります。
(多少エクセル操作を覚えねばならないけれど。)
 自分で入力しなくても、歌人等のホームページに「自選〇首」などとあるのをいただくなどすると、データが飛躍的に増えます。
!(^^)!
posted by tyouseki at 17:00| 短歌俳句川柳データベース闇鍋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月15日

たまに重信句を読んでみようかな

 重信句というと、なんだか難しいものが多い。
 その理由のひとつは、漢字だ。
旧仮名はともかく、昔の字は、重信の一人娘で、歌人をやっていて、しかも50歳というちっとも若くない私でも、読めないことがある。
 正直言って、読めないまんま調べそびれている字があるため、父の句の話は外でしないようにしているありさまだ。(笑)

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