2006年04月24日

和歌の披講2

冒頭に岡野弘彦先生のお話があった。

あそぶ、まなぶは「和語」で、漢字が来る前からあった言葉だそうだ。
漢字をあてることで意味が変わってしまったが、古代は次のような意味だった。

「あそぶ」
生者の魂を活性化し、死者の魂を鎮める。
その手段は音曲、歌舞など。
「まなぶ」
まねぶから転じたもので、模倣により知識や技術を習得すること。

この二つのバランスが崩れることがあり、
まなぶ、が重視され、あそぶが軽視されると、
魂の力が低下する。

おおざっぱにいえばこんな内容だった。

帰りの電車で考えた。
では歌舞音曲で魂はパワーを取り戻せるか。

どうかなあ。
「まなぶ」姿勢で行う歌舞音曲もあるからなあ。
「あそぶ」という感覚を学び直す必要があるんじゃないか。
あれれ?
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和歌の披講

国立劇場で和歌の朗読を聞いてきた。
ニュースで歌会はじめの様子が報じられるとき、ちらっと流れる、詠唱のようなもの。
ニュースで流れるときは、ちょっと輪唱みたいに聞こえてかっこいいんだけど、実際聞いてみたら、そういうのはめったになくてイマイチだった。

披講のメロディは4種類ぐらいある。
音符にしちゃえばいいのにな。
CDつきの本を買ったので、音はひろえると思う。

うちのいなかのお葬式のとき聞いたのと似ている。
お経の合間におぼうさんが詠唱する歌だかなんだかわからないものがあって、
これが「和讃」というものかなあと勝手に考えていたやつと、すごく似ている。音の推移が。

興味があるので、和讃のライブとかも、あれば行きたい。


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2005年10月29日

ベタとシュール

「常套的」ということを「ベタ」と言うらしい。

なんとなく見ていたテレビ。
お笑いのタレントさんが集まって、おもしろいことをやっていた。

回答者は10人ぐらいで、
出題に対して、もっともベタと思われるボケを答える、
という趣向だ。
多数回答と違う答えを。ここでは「シュール」と呼んでいる。

何が常套的かというのは、ふだんあまり意識化されない。
しかし、誰でも、場の空気を読めずに失敗したという経験はあるだろう。
つまり、常套的な無難なこととそうでないことをわきまえずに言ってしまって、じろっとにらまれたとか。
だから、多くの人は無意識に常套的な言動を了解あっているはずである。
(なぜ意識化しないのかは不明だ。なぜかなあ。)

ことにお笑いの世界では、その場その場で、状況やお客の集団が違うから、
空気を読んで、場にふさわしいネタをやらなきゃいけない。ベタ(常套性)を熟知していなければ一人前の芸人ではないというわけらしい。

(なるほど、芸術家じゃあるまいし、これはおもしろいんだから笑えない奴はセンスが悪い、というふうに客を突っ放すわけにはいかないんだな。芸人さんはえらいと思った。)

それにしても、
「ベタなんだから、回答は当然一致するだろう」
というのがおもしろい。
本当に一致するんだろうか。

●血液型を聞かれてもっともベタなボケは?

私も一応考えた。
新型。干潟。奥方。
でもなあ、
人を笑わせるベタ回答なら、
もっと単純で、誰でもわかるような・・ううむ。

芸人さんたちの答え。
「ガタガタ」が最多。
6人も一致した。
ついで「クワガタ」「ニイガタ」

なるほど。
ガタガタは秀逸。
本当にベタかなじゃあないかもしれないのだが、
ベタを答えろという問題に対しては
最善かもしれない。
たいして考えなくてもボロっと出そうなさりげなさ、
「俺なんかガタガタ」という適度な謙遜があって、
それなりに笑いも取れそうだし。

ベタなのに笑っちゃう。
これは本当のベタじゃないのだ。
ベタに見えるがそれもレトリックのうち。

笑うのが忙しく、
書き留めたのはこれ一つだけ。
ほかはみんな忘れてしまった。

私が興味を持ったポイントは、
「常套的」という領域の意識化と、
それを活用するレトリックだ。

とにかく私は笑った。
どうやって、その笑いはひきおこされたのか。
ぜんぜん解明できないなあ。
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2005年10月28日

圧縮解凍

「圧縮」と「解凍」って、
はじめて聞いたときは奇妙に感じた。

どういう方法かは知らないが、
パソコンデータは「圧縮」することで容量を減らせる。
逆に、圧縮状態からモトに戻すのを「解凍」という。
そういうことをやってくれるソフトがある。

最初に感じた「奇妙」というのは、

「圧縮」と「解凍」が、反対語でも対になった言葉でもないということだ。
ハトコどうしぐらいのすっきりしない関係。

にもかかわらず、その、少しねじれたあいまいな位置関係が、
なんだか、ちょっといいんだなあ。
ほんのちょっとだけ詩的効果がある気がする。

いい例が見つかったら、
(そして、忘れていなければ)
続きを書こうと思う。
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2005年09月12日

どうでもいいことだけどステファニー戸田公園店が閉店

読者にはまったくどうでもいいことを書くのはいけないなあと思いつつ、

お気に入りのショップが閉店になるというのは
大ダメージ。
なんたって、私の服の7割は、ステファニー戸田公園店で買ったものだから。
行こうと思えば、そう遠くないところに
チェーン店があるんだけど、
うちのすぐそばにあるのがありがたかったのよねー。

他にも、うちの目の前にある美容院の腕のいいマスターが、病気療養していて、
復帰を待ちわびていたら、
復帰はしたけれど、うちの前の店じゃなくて、けっこう遠い店に行っちゃったんだよね。

世の中変わるんだから、次々に新しいものと関係を作っていかなくちゃいけないんだなあ。
どんなに気に入った快適な状態があっても、
そこで時間を止めることはできない。
立ち止まれないんだね。

行きつけの喫茶店「ラズッカ」がつぶれませんように。
いつもすいてて、これじゃあ儲からないだろうと心配でたまらない。
りんごパイがおいしいのに、なぜかなあ。
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2005年07月26日

かわいそうな学習セット

フランス語を侮辱した石原都知事に、どこかの大学教授がフランス語学習セットを贈ったそうだ。
気持ちはわかるんだけど、大事にされないであろうその学習セットがかわいそうな気がする。

鉄砲から飛び出した玉は、射撃手の意志を引き継いで、対象に向かってひたすら飛ぶのだ。
学習セットは作った人の「これが人の役に立ちますように」という思いをひきついでいる。

これは呪術的神秘的な感覚にすぎないが、
役に立てずじまいのモノはすごく無念じゃなかろうか。
工場でいっしょに生産された学習セットのなかには、誰かに大切にされ、うんと役に立って、いらなくなっても保管されるような幸せなモノもあるだろうに。

アホくさい、そんなことを考えてたら生活できない世の中だ。
でも、誰だって愛着のあるものを捨てられないことがあるだろう。
モノへの愛着は自分への愛着なんじゃないかな。
いささか乱暴だが、呪術は自己愛に由来するんじゃないかなあ。

フランス語学習セットを都知事に贈った教授は、たぶんフランス語に関わる人だろう。
その点がひっかかる。
この行為は、皮肉、からかいを目的とした、いたずらに類するのだろうけれど、
その人が他でもない、自分が愛するフランス語の道具を、そんなことに使った、というのが、
なんだか私には、ちょっと呪術だと感じられる。
ほんの少しノロイを帯びているような気がする。

学習セットは無駄になるからあわれであるばかりだでなく、
かすかなノロイの分だけあわれさが増す。
だってノロイに使われる人形はすごくあわれでしょう。

そういうわけで、そのフランス語学習セットは、かわいそうなのだ。

高柳(携帯)

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2005年07月25日

歩く飛行機


20050725747999d2.jpgいきつけの喫茶店ラズッカの水槽にいる
おもしろい魚。
いつもこんな格好をしている。

これを見るたびに、自分の短歌に出てくる
「歩く飛行機」を思い出す。


聴診器の少し届かぬ面影のおじいちゃん愁然と歩く飛行機
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2005年07月03日

虫の知らせ

家の中にトンボが舞い込んできた。
大きなトンボだ。オニヤンマだ。

あの子に何かあった!!
と思った。
ちょうど長男が海外旅行に行っていたのである。

思ったあとで苦笑する。
「まさか、虫の知らせってか」

トンボはさっさとどこかに行ってしまった。
もう窓から出て行ったのかもしれない。
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2005年06月24日

根も葉もない自信と魔よけ的な言動

●「健康」な人の無意識の驕(おご)り

 健康な人にありがちな無意識の驕りというものがある。

 私が骨折入院したとき、見舞いに来た叔母が、
「私はまだ骨折なんかしたことがないわ」
と言った。
 叔母は単なる事実を述べたつもりなのである。
 でもそのとき、なんだかおかしくて、
「それは自分の手柄じゃないでしょう」
と笑いながら返した。
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2005年06月23日

自転車の鍵の奇跡

 うちでは自転車の鍵がしょっちゅう見つからなくなる。
 数ヵ月前、長男がなくした。
 駅前に自転車の大型店があるので、えらく苦労して自転車を持っていき、ナンバー鍵に付け替えた。
 4ケタの数字鍵のなかから語呂合わせで覚えやすいナンバーのものを買った。
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2005年06月18日

骨折しちゃった12 (権利?)

■術後

次の瞬間、私は病室で寝ていた。
今のは全部夢で、手術はこれからなのか?
いや、終わっているんだ。腰から下の感覚がない。

で、いま何時かな。
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骨折しちゃった11 (手術−2)

■麻酔2

こんな痛みがあるとは聞いてなかったが、
腰椎麻酔には万一のことがあると説明は受けた。
その説明を聞きましたという書類に、署名捺印もした。
私はその万一の例なのか?
それともこの先生、新米かなにかで、
(若そうだ。春から勤務した新米先生か。)
単にまちがったところに刺したんじゃ?

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骨折しちゃった10 (手術−1)

■廊下の会話

ストレッチャーを押す看護婦さんの会話で、
手術が詰まっているらしいことがわかる。
「押せ押せね」とかなんとか。
私に話しかけているわけではなく、
まあ聞こえちゃってもいいやっていう感じで、ある意味、患者を無視してする会話・・・。

うーむ、これって、どうでしょう。
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骨折しちゃった9 (いよいよ二度目の手術)

手術から半年、骨はくっついた。
いよいよ、二度目の手術、つまり、
割れた骨にあてがっていた金属と、
それを骨に固定するためぐるぐる巻きにしていたワイヤを取り出す手術だ。
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2005年05月22日

葉は聞いている?

 気のせいといわれればそれまでだけど、お葬式とか、人の亡くなった話をしているときとか、周囲に樹木があったら葉っぱの様子を見てごらんなさい。一枚一枚覚醒して、ひたすら風に身をそよがせているみたいでしょう。
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2005年03月29日

カーナビ


 遅れたヤツと思うだろうが、知人の車にのせてもらって、はじめてカーナビというものがしゃべるのを聞いた。
 開口一番カーナビは、ナビゲーションに頼り過ぎずに、実際の標識などをちゃんと見るようにという注意を口にした。
「なるほどなあ、どんなにすぐれたカーナビがあっても、現実を見なきゃ、やっぱり危ないなあ」
と感心すると、こんど高校生になる次男があきれたように言った。
「あたり前だ。5年前のカーナビなんか絶対使えねー」
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2005年02月11日

火打ち石

息子の高校受験が近い。それでふと火打ち石を買いにいった。
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2005年02月01日

骨折しちゃった8

○叔母も松葉杖
 退院の日の夕方、叔母の病院にタクシーで行った。
 叔母は手術の翌日だったが、リハビリルームでもう歩く練習中だった。明るい顔をしているのがなによりだ。

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骨折しちゃった7

○退院
 退院の日、ひさしぶりに寝巻きでない服を着て、シャバに戻るんだと実感。
 家は近い。コツコツ杖をついて歩いても20分ほど。迎えの長男といっしょに帰った。
退院の日
松葉杖を持つ長男
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posted by tyouseki at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ひまつぶメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月30日

猫は事実しか見ない。

 会社の嘱託医に聞いた話だが、ヒトの脳の中には、トカゲぐらいの段階の脳や、ネコぐらいの段階の脳のがあって、ヒトの脳がそれらを支配しているんだということだ。
見下ろすさっちゃん
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posted by tyouseki at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ひまつぶメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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