2011年08月28日

【近代短歌のアンケート 歌人・詩人・俳人・柳人、そのほか短歌に興味のある方々へ】




★近代短歌の巨匠が競詠?


 ずらり春の歌20首 好きな歌はどれ?


 締切9・9 期間限定!!
   ⇒こちらからどうぞ



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■私の所属短歌誌「かばん」で、アンケートを実施しています。

■提示された近代短歌20首(春の歌)から好きな歌などを選ぶもので、まるで近代短歌の巨匠が競詠したかのような楽しいアンケートです。
■「かばん」12月号の特集「近代短歌から〈かばん〉へ」に向けてのアンケートで、広くご回答をお寄せいただきたいと思っています。
■無記名でも回答できます。

締切9月9日 期間が短いのでお早めに。

■集計結果は12月

回答データは他の方法(ハガキ等)で集めた回答とともに集計し、
集計結果概要を「かばんweb」にもアップします。
正式な集計記事は「かばん」2011年12月号に掲載します。

posted by tyouseki at 23:30| Comment(21) | TrackBack(0) | ひまつぶメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月14日

【チョキはなぜ好かれる?】

■チョキは人気者

 グー・チョキ・パーのどれが好きかと周囲の人数人に聞いてみた。驚いたことに全員チョキと答えた。
 気になったのでfacebookページ「しつもんごっこ」で投票してももらった。
 (★試みにこのブログにもアンケートを設置してみました。よろしかったら投票してください。)

 facebookのアンケートは、今のところ(2011年8月14日現在)回答者は少ないが(そうだろうなあ、すごくどうでもいい事だもの)、それでも、チョキ6、グー1、パー0で、チョキが圧倒的に好まれているようだ。
 ううむ。どうしてなのでしょう。

 理由は人それぞれなのだろうが、圧倒的にチョキが好かれる(あるいは、グーとパーがあまり好かれない)理由を推理してみよう。

■チョキのイメージ

[意味]ハサミ
 石・紙に比べると、道具としては作る技術が必要な感じ。
 (紙を作るのも技術が必要なんですが、イメージとして。)
 ハサミを使うのは決して難しくはないが、手の動きが複雑繊細で器用さに通じる。
[性格]
 石であるグーには刃がたたないが、紙であるパーに包み込まれても切り裂いて脱出できる。
[語感]かわいい。大きな刃物を振り回す粗暴さがなく、小回りが効く感じ
[形] 尖っている。グーチョキパーの中で一番難しい形。
[総合イメージ]
 知的、攻略、打開、素早さ。
 ハサミは、刃物ではあるが、ナイフのような危険な武器とは異なり、日用品・便利グッズである。武力腕力でなく技術知性の力を感じる。
 チョキには、小賢しい印象もなくはないが、総合的に見ると悪印象が少ないようだ。
[ついでの鑑賞 負け方への感情移入]
 腕力を象徴するグーに負けるチョキには、平和的な知恵が武力にうち負かされるかのような悲壮感がある。

■グーのイメージ

[意味]石
 硬い。頑丈。年月を経ても変化しにくい。
[性格]
 紙であるパーに包まれたら抗えないが、ハサミであるチョキにはびくともしない。
[語感]押しが強い、鈍重、我慢。
[形] 拳骨。握りこぶし。手が作れる形の中では最も効果的に腕力を振るえる形。
[総合イメージ]
 意志を固める。実直で根性がある。小細工なく率直に怒りを集中。忍耐強く意志を貫くが、時に横暴、強引。
 そんなに悪印象はないようだが、問題解決の手段が腕力である、という感じが、いまひとつ人気がでない理由ではないだろうか。
[余計な鑑賞 負け方への感情移入]
 強いはずのグーがパーに包み込まれてしまうのは、ああやっぱりという感じだ。単純な正義が政治力に丸め込まれてしまうかのようだ。

■パーのイメージ

[意味]紙
 紙は、さして丈夫な素材でなく、切れたり破れたりする。石やハサミに比べると火や水にも弱い。
 そういう弱点を持ちながらも、面積と形を変えることができるという強みがある。
[性格]
 刃物であるチョキには為す術もないが、石であるグーに対しては包み込んで制圧できる。
[語感]単純、のんき、気さく、包容力、開放的。
[形] 手の面積を最大にした形。グーチョキパーの中で一番かんたんな形。握手を求めるような隠し事のないフレンドリーな感じ。
 その一方、支配力も感じさせもする。「掌握」という語があり、この形からは掴みかかることや、掌の上で踊らせることもできる。
[総合イメージ]
 単純で、語感の上ではアタマを使わない感じ。すべてを呑み込む空や海のような絶対性。
 そこには、清濁併せ呑むような怪しさもあるために、開放的でフレンドリーというイメージが少し嘘っぽくなる。
 要するに、パーはグーのような真面目さに欠け、チョキのような知性も足りず、そのうえ信用出来ないところがあるのだ。
[余計な鑑賞 負け方への感情移入]
 パーは不気味である。グー・チョキより恐ろしい感じである。なんとなく政治力、目に見えない支配力を感じさせる。
 だからなのか、パーがチョキにあっけなく敗北するときには、なにやらはかなさとともに、かすかな開放感が感じられる。

■チョキが好かれる理由

 チョキは知的で、刃物だが平和的である。
 小回りがききそうで、名前もかわいい。
 小さなチョキが大きな紙の支配を打ち破るのは快感である。
 固いグーにけなげに立ち向かって刃が立たないのもかわいい。
 これらを相殺するような悪いイメージがあまりない。

 グーとパーは、良いイメージもあるが、悪いイメージもけっこうあるために、チョキほど人気が得られない。

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posted by tyouseki at 22:44| Comment(1) | TrackBack(0) | ひまつぶメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月02日

【ワン鍋賞 学生服/俳人はパンツが好き? ほか】

■本日の闇鍋総数71204歌句。
(短歌43755、俳句18532、川柳8621 その他)

【ワン鍋賞 学生服】
応援団の長き学生服のごと土屋文明の破調はありぬ 松木秀

何の気なしに「学生服」を検索してみたらこれ一首しか出てこなかった。

【ニャン鍋賞 セーラー服】
ついでに「セーラー服」も探してみたら、以下の二つだけだった。

日焼けしたセーラー服の少女らはプルシャン・ブルーのことばで話す 吉野裕之
エアコンを19℃にするものどもはセーラー服着た変温動物 ナカノタカコ

【俳人はパンツが好き?】
さて、今日は8月2日パンツの日
「パンツ」も検索してみたら、13歌句も出てきた。
(短歌2、俳句8、川柳3)
俳句は学生服とセーラー服は0なのにパンツが8句。(笑)
(「パンツ」が季語ならわかりますが。)
※俳句は収録数が少ないので、この結果はあまり信頼できません。

【ワン鍋賞 議事堂】
変な神様と 議事堂の合理性が棲んどる 中村冨二(川柳)
心を病むあなたのように白鳥は議事堂脇を静かに泳ぐ 中沢直人

【ワン鍋賞 卒業証書】
殺されればたとえ授業に出なくとももらえるはずだ卒業証書 松木秀

【ニャン鍋賞 すっとんきょう】
あなた誰ですか私は誰だろうそしてすっとんきょうにたそがれ 松木秀
毒舌のおとろえ知らぬ妹のすっとんきょうな寝姿よ 楡 東直子

【事典類】

★「辞書」という語を含む歌句は23あり、短歌16、俳句2、川柳5で、なぜか俳句が少ない。

★「事典」または「辞典」を検索してみると、一番多かったのは「漢和辞典」で以下の3つ

漢和辞典に「荒墟」ありつつ「皇居」無し吾亦紅煤色になびける 塚本邦雄
大漢和辞典が燃えた冬のこと博士いままで知らなくてごめん 佐藤弓生
漢和辞典の中でいらいらしている 樋口由紀子(川柳)

★事典各種のワン鍋賞
「question」を含むページは背の焼けた英和辞典から剥がれ落つ 中島裕介
二兎を愛す彼は一兎を得てしまいことわざ辞典も時に間違う 望月由美子
国語辞典腰だめに コンコン咳の鴻儒オバカサン光線くらえ 高柳蕗子
愛よりも得意の分野かもしれず配色事典を君は抱えて 俵万智
棚にある妖しき鳥語辞典かな 石部明(川柳)
大辞典亡父は桜さくらかな 攝津幸彦(俳句)
CDの事典は嫌い にんげんのひとりも殴り殺せやしない 松木秀
・準ワン鍋賞
アクセント辞典についた引き癖を愛する君が指紋を解く 中島裕介
アクセント辞典の埃を拭っても拭ってももう存在にならず 中島裕介

★ありそうで「闇鍋」になかった辞典
・百科事典
・和英辞典
・字引

なお、今日の検索結果には松木秀さんが何度も出て来ましたが、まったくの偶然です。
データが7万を越える「闇鍋」ではありますが、こういうこともあるので、統計としてはまだまだ偶然というものに振り回されるレベルなんですね。